「楽器の演奏」と「英語、数学、科学」習得の関係について。大規模調査結果。

カナダの大学チームが実施した大規模な調査結果が発表されました。高校生時点で楽器の演奏をする学生は、やらない学生と比べて「数学・科学・英語」の成績が高いことが解りました。楽器演奏や音楽が発達中の脳をもつ子供たちにとって、かなり大きな効果があることが解り、教育の一環として音楽を取り入れる重要性をうかがい知ることが出来ます。

対象となった学生たち

  • 高校の3年間で音楽のコースを修了した学生(約14%)
  • 音楽を選択しない学生(約86%)
  • 高校の3年間に数学・科学・英語の標準テストを受けた学生(1つ以上)
  • 地域における教育的及び社会経済的データの詳細が整っている学生

※地域にある公立高校の生徒たち約11万3,000人を対象

調査目的

音楽教育が数学、科学、英語に及ぼす影響を調査

調査結果

ブリティッシュコロンビア地域の高校(公立)で音楽のコースを選択することが可能なのは、中学生かそれ以前の幼少期から特定の楽器の練習を始めている必要があるため初心者でも取得できるコースは含まれない。(一般音楽コースやギターコースは含まない。)

「音楽コースを専攻した学生のうち、コンクールなどで高成績を収めたか幼少期より音楽を長くやっていた学生は、すべての科目で試験のスコアが高くなりました。そしてこれらの関連性は、声楽よりも楽器のほうが顕著でした。」

「長く楽器の演奏を習い、バンドやオーケストラで演奏していた子どもたちは、試験の成績で判断をすると英語・数学・科学の能力は平均値として同級生たちよりも1学年ほど進んでいた。」とゴズアシス博士。

  • ヴォーカルより楽器演奏のほうが、成績が高かった。
  • 数学、英語、科学で一貫して高い平均成績を収めた。
  • 性別、言語、社会経済的背景を踏まえて行われた試験においても一貫性が認められた。(7年生時点)

「楽器の弾き方の習得や合奏には多くを要求されます。楽譜の読み方を覚え、目や手と脳など各部位の協調性、鋭いリスニングも必要です。合奏にはチームでのスキルや、継続的な練習習慣も身に付けなくてはなりません。このような経験はすべてにおいて、子どもの認知力と自己効力感を高める役割を果たします。」とゴズアシス博士。

※「Journal of Educational Psychology」で発表された文献です。

この結果は、音楽を始めるための一つのきっかけに過ぎません。

音楽は無形でありながらも、心の奥深くに入り込み、情景と共に刻み込まれます。それは、脳の奥深くにしまい込まれた遠い過去の香りをも呼び起こし、瞬間的なタイムスリップを楽しむことすら可能でしょう。

頭脳が明晰であることは重要ですが、情緒豊かであることも同様に大切なことです。その二つを兼ね備えることが出来る「音楽」を幼少期より学ぶことは素晴らしい人生をおくるための重要な一歩目であることを疑いません。そのお手伝いができることを楽しみにしています。

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