「アート」が生み出す「直観力」が将来の勇気を育てる
赤ちゃんは、音楽が鳴ると自然と体をゆすり、とても楽しそうに踊りだします。
その音楽は、どのようなものでも良いかというと、そうではありません。自分が好きな音をしっかりと聞いているのです。心地よい音楽、アップテンポ、静かな音楽など、いろいろとありますが、好きな音楽はそれぞれ違います。また、赤ちゃんは色合いをしっかりと見て、自分の好きな絵も選びます。もの心つく前から、美しいものをちゃんと見極めているのです。まさに「直観力」です。
赤ちゃんは成長していく過程でいろいろな学びにより少しずつ「理」を整えていきますが、それだけでは革新的な行動は起こせません。アートが生み出す「直観力」があらゆる面で力を呼び起こすのです。芸術家になることを教育するわけではなく、いろいろな場面で起こることにおいて「理」と「直観力」をもちあわせることが人生に彩りを加え、次なる一歩を踏み出す決断力と勇気をもつことになると私たちは考えています。
ソルフェージュ・リトミックのレッスンについて
ソルフェージュ、リトミックとは
ソルフェージュ…音楽を楽しむ中で、音を聴く、リズムを叩く、歌う、楽譜を読むなどの活動を通して行う音楽の基礎づくり
リトミック…身体運動と音楽を通して知的、情感的感覚を伸ばす教育
幼少期にソルフェージュ、リトミックを触れることが重要な3つの理由
① 「コミュニケーション」 「他者との交流」 の入り口になる
ソルフェージュやリトミックでは「注意深く聴くこと」 「他者と一緒に音を出すこと」
「意図を持って表現すること」 などを通して、主体的に音楽と関わることができるようなレッスンをします。
それはそのまま 「コミュニケーション」 の雛形といえます。音を通して体験する 「協調すること」
「自己表現」 「伝えること」「他者に耳を傾けること」などは、人と繋がるための大切な力を育みます。
② 総合的な刺激が 「考える力」 と 「集中力」 を育む。
リトミックは、お遊戯のような決められた振付を行うのではなく、「音を聴き分ける→それに反応する→動く」
という流れの中で行います。外からの刺激を能動的に受け、自ら考え、行動・発信するという行為は、
音楽のみならず、あらゆる学びの支えとなる 「思考力」 や 「集中力」を育みます。
③ 「英語」 「国際性」 との共通点
カマレイインターナショナルスクールに通っている子供たちは、普段から英語に親しみながら、
世界基準に順応する力を身につけています。幼少期に触れるソルフェージュやリトミックは、
スクールが大切にしている 「英語」 や 「国際性」 に共通するものを多く持っています。
耳が急激に成長する6歳位までの時期に 「英語」 と並行して 「音楽」 の刺激を与えることで
「集中する」 「聴き分ける」 という力がより発達します。同じ音の伝達である言語との相乗効果で、「音楽」
「英語」 の聴く力の成長を促し、情緒性を高めることも出来る効果的な組み合わせです。
また、音楽は世界共通言語と言われるように、国境や文化を超えて共有できることが大きな魅力の1つです。
カマレイインターナショナルスクールから巣立った子供たちが、いつか重要な国際的場面に接したとき、音楽がより豊かな交流に役立つであろうことと信じています。
新しい時代を生きる子供たちにとって音楽が生涯の良き友となることを祈り、
幸せな出会いをお手伝いいたします。
*個別でのヴァイオリン、ピアノ、ソルフェージュのレッスンも開催いたします。
募集人数は多くありませんので、ご希望に添えない可能性もあります。
ヴァイオリン先生
重泉 杏佳
ヴァイオリン ・ ソルフェージュ ・ リトミック
3歳よりソルフェージュを、4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業。
セシリア国際音楽コンクール室内楽部門第1位、ジュニアクラシック音楽コンクール入賞。
ロビーコンサートやブライダル、パーティー、小・中学校、デイサービス等での演奏活動のほか、後進の指導にもあたっている。
これまでにヴァイオリンを小林陽子、篠崎功子の各氏に師事。
ピアノ先生
遠藤 真理子
作曲 ・ 編曲 ・ ピアノ ・ ソルフェージュ ・ リトミック
6歳よりピアノを、11歳より作曲を始める。2017年桐朋学園大学作曲専攻を卒業、2020年同大学研究生修了。
2017年第22回TIAA全日本作曲家コンクールソロ部門第2位(最高位)。2017年第43回国際コンピュータ音楽会議(ICMC・上海) に入選。
2019年度月刊ピアノ×ピティナ編曲オーディション上級部門1位。現在、桐朋学園大学非常勤講師。
作曲を大政直人、香月修、鈴木輝昭、池田哲美、ピアノを向江奈保美、三輪郁の各氏に師事。
「食」を通じて日本人としてのアイデンティティを身につける
世界中の人たちがうらやむ日本の大きな魅力のひとつが、四季折々の旬の食材を楽しめること。
その旬というものは、単に新鮮であるというだけではなく、自然の生命力が凝縮された状態のことをいいます。カマレイ・インターナショナルスクールでは、京料理の伝統を受け継いだトップシェフを迎え、その時々の食材を見極めたうえで、「出汁」のうまみを組み合わせて作る基本的な日本食を提供いたします。これは、味覚を通して日本人としてのアイデンティティをしっかりと身につけたうえで、国際人として巣立ってほしいと考えているからです。
※通常の盛り付けでは、子供用の割れない食器を利用しています。
料理長
江森 弘之
東京都生まれ
京料理 銀座壬生 料理長(19年間)
京料理 銀座江森 オーナー兼料理長
京料理 浅草江森 オーナー兼料理長
秋篠宮文仁親王殿下 同紀子妃殿下 結婚式 料理人
浅草江森にてミシュラン一つ星を三年連続獲得